【1日10秒】ぎっくり腰&腰痛予防ストレッチⅡ
みなさん、こんにちは!
美関節研究所の田村美穂です。
前回に引き続き今回もぎっくり腰を予防するためのストレッチについてお話します。
※前回のコラムをまだ読んでいないという方は先に⇒コチラを読んでくださいね^^
今回は、上半身もぎっくり腰に深く関係していることについて「骨の構造」から解説していきます。
ぎっくり腰に悩んでいる人は必見ですよ♪
ぎっくり腰に関係する背中の筋肉
最初にぎっくり腰に関係する広背筋(こうはいきん)についてお話します。
図のピンクの部分が広背筋です。(※左側しか色がありませんが、右側も同様)
前回、仙骨部分や寛骨部分の上に腰椎や胸椎が乗っているというお話をしました。
広背筋は、この腰椎や胸椎下の方から「腕」までつながっている筋肉になります。
ピンクの点々になっている部分が、筋肉のつき始めである起始(きし)。
これが、関骨部分や仙骨、そして腰椎や胸椎の下、腕の付け根までつながっていますね。
下図を見るとわかるように、体の前面
ピンクの部分までつながっています。
このピンクの部分が広背筋の停止の部分です。
このように広背筋は腰から腕まで広くつながっています。
つまり、腕の動き、寛骨や仙骨の動きは、骨盤にも関係するということなんですね。
ぎっくり腰予防に大切な腕の位置
ぎっくり腰予防に、腕の位置の正しいイメージを持つことはとても大切です。
上図を見て頂くと分かるように、腕の付け根は頭のちょうど真ん中、耳の穴の位置と同じラインにあります。
いい姿勢にしようと腕の位置が後頭部側にいっている方が多く見られますが、その姿勢ではぎっくり腰になりやすくなってしまいます。
腕の位置を耳の真下に持っていくというのが正しいイメージですね。
ぎっくり腰予防:広背筋ストレッチ
広背筋のストレッチは、「仙骨部分、寛骨の上、腰椎、胸椎の下、肋骨の下についている筋肉」と「腕の根元」を離していく方法になります。
- 前で腕を組む
- 肩はなるべく下がった状態で肘を上げる
イメージとしては、少し内巻き(内旋)下から上にくるっと回る腕のイメージ。また、脇の下から腕が生えてきてるイメージが大切ですね。
肋骨、胸椎、腰椎、寛骨、仙骨の起始部は後ろ、停止部である腕は前
起始部と停止部を引っ張り合う感じです
しっかり足を踏んで行うと骨盤まわりも安定しますよ。
前回説明した、恥骨をしめながらハの字になっていく座骨のイメージもしやすくなったかと思います。
これで、ももの裏が楽になったり、背中や腰回りが楽になったりします♪
脚(太もも)の裏側10秒!
プラスαで広背筋を10秒!
ぜひ、ストレッチでぎっくり腰の予防をしてくださいね♪
\詳しくは下の動画にて解説!/